忍者ブログ
自分とこのお店の事やら、自分の趣味やらを中心に気ままに更新してます
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

こんばんわ^^

最近夜が涼しくてすごしやすいですね、雨さえなければちょっと出かけようかと思うのに。。。

で、今回はレンズの設計についてズラーと書いてきたいと思います

まず「レンズの設計ってなに?」となると思うのですが、ざっくり松竹梅、ランク、グレードとかで考えて下さい、良いものほど歪み揺れが少なく視野が広いので裸眼に近い感覚で楽に使用できます。
各メーカーが共通するだけでも球面、非球面、両面非球面、内面累進、外面累進、複合累進等々、それプラス各社独自設計を採用しているのでその種類は多岐にわたります、ついでにゆうならその各レンズ設計ごとに前回の屈折率ごとにレンズがあるのです

とてもじゃないけど全部は説明しきれないので今回は遠近両用や中近両用、近々両用を除く単焦点レンズ、いわゆる遠くを見るためのレンズとか近くを見るためのレンズとゆわれるやつに絞って話を進めます

そうなると
球面、非球面、両面非球面の3つがあります、たとえるなら
球面設計:松・安い
非球面設計:竹・中間
両面非球面:梅・高い
みたいな感じです

メガネのレンズは中心から離れるほど揺れや歪みが大きくなるので、その不快感がないようにレンズ周辺部の揺れや歪みを抑えた設計が非球面レンズや両面非球面になります

なので予算さえあれば両面非球面を選んでおけば少なくともレンズ設計で歪みが気になるか悩むことはなです、もし両面非球面で揺れが気になるなら度数を見直すかフレームサイズを見直した方がいいでしょう

で、このフレームのレンズサイズ、かなり重要なところで、さきほどレンズの揺れや歪みは中心から離れるほど大きくなると説明しましたがすなわちレンズサイズの大きなフレームほど揺れや歪みが入りやすくなるとゆう事です!とゆう事は小さなフレームなら揺れや歪みが入りにくいとゆう事になります。

よく「視野は大きい方がいいからレンズは大きめのフレームで」とゆう方がいます、その場合レンズも歪みの少ないものでないと結局は見えないメガネになってしまいます、そこで今度は非球面か両面非球面かとなりますがそこは度数やいままでのメガネ歴、前のメガネレンズの設計とかで変わってくるのでその時々です

実際どのぐらいのサイズならどの設計がいいか?なんかは度数とか複合的な要素がからんでくるので聞いた方が早いです、無難なのは前のメガネが違和感なければ前に合わせておくことです。

今までの経験上(勤務歴10年)で両面非球面じゃないと全然見えないor疲れやすいって人は確実にいます、ただあまり多くはなかったです、逆に球面じゃないと全然無理って人もいたので難しいところです^^;

ちなみに参考までに僕の今の度数と使用レンズと感想
R S-4.50 △1.50out
L S-4.00 △1.50out PD64
レンズの中心から端まで実測で35mmありました
使用レンズは1.6素材非球面
プリズム付なので参考にしにくいとは思いますが、レンズ端の見え方はほとんど気になりません、とゆうかそんな横目にすることがほとんどないで・・・



拍手[1回]

PR
前回はレンズ素材と屈折率についてさらっと説明しました

今回は屈折率のところをもう少し詳しくいきます

軽くおさらいとして、屈折率は1.5~1.76まで数字が大きいと薄くなります

しかしこれはプラスチックレンズに関してでガラスレンズの場合1.5~1.9まであります

とゆう事は薄さだけを追求するとガラスレンズのほうがより薄いレンズが作れるとゆう事です。

よくガラスレンズ=分厚いとゆうイメージを持ってる方がいますがそれは、かなり昔

それこそ20~30年前で1.8素材や1.9素材のガラスがなかった時代かもしくは

1.9素材の超薄いレンズを使っても分厚くなるぐらいの強度数のメガネを見たかになると思います

今回はこのガラスレンズはとりあえず置いといて、プラスチックの方で話をしていきます。

ちなみによく「レンズを圧縮してもらった」とゆうのを聞くのですがこれは正しくはありません

薄いレンズとゆうのは実際に圧力をかけて作るわけではなく高屈折の素材を使って製作されています

で、その屈折率、レンズの厚みに直接かかわってくるので誰でも高屈折で薄く軽いレンズをしたいと考えると思います

現在販売されているレンズで最も薄いのが1.76素材ですが、薄くするだけなら本当はもっと高屈折のレンズも実は作れるそうです

しかし、高屈折の素材ほど収差等の問題が出てきます

極端に説明すると
低屈折のレンズほど透明感があってスッキリ、高屈折ほど全体的に暗く感じたり色が滲んで見える

といった具合です、もちろん実際にメガネレンズとして使用するに当たり厳格な基準があるのでそれをクリアしたうえで作れる限界が屈折率1.76とゆう事なのです

なので見え方に敏感な人が1.5素材から1.76素材のレンズを使ったりすると「あれ?なんかスッキリ見えない?」と感じることがあります、もちろん基準をクリアはしていますからほとんどの人は感じることができないぐらいの差なのですが・・・たまにいます
あとガラスからプラスチックに変えた場合も同じことがいえます、ガラスの方は高屈折でも視界がクリアなのでプラスチックにするときは注意が要ります

ざっくりすっきり感で並べると
ガラス>>>>>>>低屈折素材プラ>>高屈折素材プラ

なら1.5素材にしとけばOK?とゆわれれば、そうでもないです

やっぱり薄さは見た目にも重さにも直結してくるのでこれは譲れない部分でもあります

今のところ総合的なバランスが良いのは1.6素材だと思います、次に1.7素材か1.67素材かな?

1.6素材のレンズならすっきり感もほぼ問題ないしレンズ強度も十分あるので縁なしとかも対応できるし、そこそこ薄いし、見え方のすっきり感と迷ったらこれでいいと思います。

ただ度数とかフレームサイズによってはレンズが分厚くなるのでそうなったら次の候補の1.67か1.7ってなってきます

そうそう、レンズの厚みが決まる要素、「レンズの屈折率」「度数」「フレームサイズ」「PD」があります

レンズの屈折率=高屈折ほど薄くなります
度数=0.00から始まり+や-側に数値が大きくなるほど分厚くなります
フレームサイズ=一部例外を除き大きいほど分厚くなる
PD=左右の黒目の距離の事、広い人ほど薄く狭い人ほど分厚くなりやすい

これらすべての要素+加工方法やレンズの直径などの要素が重なって厚みが決まってくるので
店員さんに詳しく厚みを聞きたかったらまず度数を伝えるか測定してもらい、「このフレームでこのレンズならどのくらい?」と聞くといいと思います、度数だけや裸眼視力だけでは「おそらく~」とか仮定の話しかできません。
特に裸眼視力だけでは遠視なのか近視なのか乱視なのかもわからないので遠慮せず測ってもらった方が話が早く済みます、ついでに今の自分の目の現状も把握できるのでメリットだらけです、しかも測定だけなら普通は無料です、忙しいときは遠慮してほしいときもありますが暇そうな店員さんいたらぜひ声をかけて下さい。

そろそろ設計の話を・・・と思っていたのですがながくなったので今日はこの辺で(・д・)ノシ

拍手[1回]

こんにちは、

今回からレンズ性能やら特徴やら書いていこうと思います、レンズ選びの参考にしていただければ幸いです

なかには「そんな当たり前のこと知ってるわっ」って内容も多々あると思うのでその辺は読み飛ばしてください。

ではまずはレンズの素材について

ざっとあげるとガラス、プラスチック、ポリカーボネイド、人工水晶、ペトロイド等などがありますが今やメガネのレンズといえば「プラスチック素材」の事を指します

なので仮にガラスで作りたいとか思っていたら「ガラスレンズで作りたい」と伝えておかないといけません
しかも最近ではガラスの販売数自体が少なすぎるせいか販売店によってはガラスは取扱しないところもあります
そのほか、ポリカや人工水晶などもガラス同様特に指定しない限り使われることはありません



ではプラスチックレンズについてもう少し詳しく

プラスチックレンズの中でもまたいろいろと素材が違っていて、業界内(?)では1.6素材とか1.7素材とかで呼ぶのが多いような気がします( ; - _ - )個人的に
屈折率1.70の非球面なら「いちななのエーエス」みたいな感じで

ちなみにこの数字、そのまま屈折率を表しています 1.6素材=屈折率1.6

この数字が大きいほどレンズ自体の厚みが薄くなると思ってください。
現在(2011年度)の屈折率の種類は以下の通り
厚い 1.5>1.56>1.60>1.67>1.70>1.74>1.76 薄い

ちなみに統一はされていませんが一般的に屈折率を以下のように置き換えている場合もあります
1.5=標準
1.56=やや薄型
1.6=薄型
1.67,1.70=超薄型
1.74,1.76=世界一薄型

後これに各屈折率ごとに球面や非球面のレンズ設計、レンズコーティング、ハイインパクト加工の有無やレンズ径等の要素も絡んでくるとその種類は膨大です

なので「あの店ではその日にできたのに今度の店ではちょっと待たされた!」とかあると思いますが多少は目をつぶっていただきたいとゆうのがどのメガネ屋さんでも本音だと思います^^;
すべての種類をそろえて在庫を抱えるのは到底無理です
メガネの納期の目安としては
もちろん在庫があれば即日または翌日
店に在庫がない、メーカー在庫がある場合は翌日~3日程
遠近や強度数などの特注品なら5~7日ぐらい
特殊加工のフレーム等で外注に出す場合で10~14日ぐらい

だいたいどの店でもこんな感じじゃないでしょうか?

ちょっと横道にそれてしまいましたが今日はこの辺で、一旦休憩

次回は屈折率にもちょっと突っ込んだ話とレンズ設計について、、、だとおもいます

拍手[1回]

Copyright ©2009-2015 メガネBLOG All rights reserved.

忍者ブログ [PR]