鼻盛りのススメ

ども、こんちわ

そろそろ、ゴルフの打ちっぱなしに行きたくてウズウズしてます。

今日は、あまり知られていない（？）セルフレームの鼻盛りの紹介です。

下の画像の鼻宛の部分をよ～く見比べて下さい、上下のフレームは同じ品番の色違いなのですが下のセルのほうが鼻幅が狭くなってるのがわかると思います。（下のは作業中なのでレンズと糸をはずしています。）









いままで、デザインは気にいったけど鼻のところが合わずに断念したりしたことありません？

このタイプのセルフレームの場合鼻のところは基本的に調整不可能です、なので鼻盛りと言って鼻の部分に下の画像の様なパーツを張り付けて成型することでその人に合わせることができます。










厳密には、接着剤に含まれる溶剤でフレームとパーツを少し溶かして接着しているのでほとんど外れることはありません、専用の接着剤を使ってプラモデルを作ったことのある方はわかると思いますがほとんど同化しています。










後はこれらの道具を使って削って磨いていけばOK

























後はバフで磨いていくだけです。

今回のケースだと、鼻が低くてメガネが乗らない…じゃなくて、遠近両用でもう少しフレームを持ちあげて近用部分を見やすくしたかったのとリム上部が視界に入るので全体的にフレームを上にしたかったって理由です。

他にも、元から付いてる鼻の部分を全部切り落として一からつけ直すとか、調整できる鼻パットを付けるとかいろいろ方法があります、どれも一長一短なんでその辺は近所のメガネ屋さんで聞いてください、細かく書いてると閉店時間を過ぎてしまいそうなんで。

ちなみ今回はうちの店で自前で鼻盛りをしてますが、通常は専門の修理工場に送ってやってもらうのが一般的です、費用はだいたい４０００～６０００円、納期は３週間ぐらい見とけばいいかと
別に新しく買ったフレーム以外でもできるのでいまいち鼻のあたりがしっくりこない人は相談してください。

※注意
中には鼻盛りしてもクリングスを付けてもどうしても、鼻にしっかり乗らないケースがあります、（フレーム形状だったり、鼻が低すぎたり等など）その時は諦めるしかありません。
フレームの素材によっては接着がうまくいかないときがあります、セルロイド生地ならまず問題ありませんが、それ以外のオプチルやアセテート生地のなかでうまくくっつかないものがあります、そおなると店での鼻盛りはできないのでメーカー送りになるので日にちがかかります。
デザインの印象が変わることがあります。
あまり古いフレームだと溶剤を塗った時に変色したり割れたりするので古すぎるのはNG

とまぁ、他にも色々ありますが、要はダメもとで店に持って行って「鼻盛りできますか？」と聞くのが一番話が早いって事ですね。

追記⇒鼻盛りよりもピタームがオススメッ！！