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前回はレンズ素材と屈折率についてさらっと説明しました

今回は屈折率のところをもう少し詳しくいきます

軽くおさらいとして、屈折率は1.5~1.76まで数字が大きいと薄くなります

しかしこれはプラスチックレンズに関してでガラスレンズの場合1.5~1.9まであります

とゆう事は薄さだけを追求するとガラスレンズのほうがより薄いレンズが作れるとゆう事です。

よくガラスレンズ=分厚いとゆうイメージを持ってる方がいますがそれは、かなり昔

それこそ20~30年前で1.8素材や1.9素材のガラスがなかった時代かもしくは

1.9素材の超薄いレンズを使っても分厚くなるぐらいの強度数のメガネを見たかになると思います

今回はこのガラスレンズはとりあえず置いといて、プラスチックの方で話をしていきます。

ちなみによく「レンズを圧縮してもらった」とゆうのを聞くのですがこれは正しくはありません

薄いレンズとゆうのは実際に圧力をかけて作るわけではなく高屈折の素材を使って製作されています

で、その屈折率、レンズの厚みに直接かかわってくるので誰でも高屈折で薄く軽いレンズをしたいと考えると思います

現在販売されているレンズで最も薄いのが1.76素材ですが、薄くするだけなら本当はもっと高屈折のレンズも実は作れるそうです

しかし、高屈折の素材ほど収差等の問題が出てきます

極端に説明すると
低屈折のレンズほど透明感があってスッキリ、高屈折ほど全体的に暗く感じたり色が滲んで見える

といった具合です、もちろん実際にメガネレンズとして使用するに当たり厳格な基準があるのでそれをクリアしたうえで作れる限界が屈折率1.76とゆう事なのです

なので見え方に敏感な人が1.5素材から1.76素材のレンズを使ったりすると「あれ?なんかスッキリ見えない?」と感じることがあります、もちろん基準をクリアはしていますからほとんどの人は感じることができないぐらいの差なのですが・・・たまにいます
あとガラスからプラスチックに変えた場合も同じことがいえます、ガラスの方は高屈折でも視界がクリアなのでプラスチックにするときは注意が要ります

ざっくりすっきり感で並べると
ガラス>>>>>>>低屈折素材プラ>>高屈折素材プラ

なら1.5素材にしとけばOK?とゆわれれば、そうでもないです

やっぱり薄さは見た目にも重さにも直結してくるのでこれは譲れない部分でもあります

今のところ総合的なバランスが良いのは1.6素材だと思います、次に1.7素材か1.67素材かな?

1.6素材のレンズならすっきり感もほぼ問題ないしレンズ強度も十分あるので縁なしとかも対応できるし、そこそこ薄いし、見え方のすっきり感と迷ったらこれでいいと思います。

ただ度数とかフレームサイズによってはレンズが分厚くなるのでそうなったら次の候補の1.67か1.7ってなってきます

そうそう、レンズの厚みが決まる要素、「レンズの屈折率」「度数」「フレームサイズ」「PD」があります

レンズの屈折率=高屈折ほど薄くなります
度数=0.00から始まり+や-側に数値が大きくなるほど分厚くなります
フレームサイズ=一部例外を除き大きいほど分厚くなる
PD=左右の黒目の距離の事、広い人ほど薄く狭い人ほど分厚くなりやすい

これらすべての要素+加工方法やレンズの直径などの要素が重なって厚みが決まってくるので
店員さんに詳しく厚みを聞きたかったらまず度数を伝えるか測定してもらい、「このフレームでこのレンズならどのくらい?」と聞くといいと思います、度数だけや裸眼視力だけでは「おそらく~」とか仮定の話しかできません。
特に裸眼視力だけでは遠視なのか近視なのか乱視なのかもわからないので遠慮せず測ってもらった方が話が早く済みます、ついでに今の自分の目の現状も把握できるのでメリットだらけです、しかも測定だけなら普通は無料です、忙しいときは遠慮してほしいときもありますが暇そうな店員さんいたらぜひ声をかけて下さい。

そろそろ設計の話を・・・と思っていたのですがながくなったので今日はこの辺で(・д・)ノシ

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