TR-90のフレームに鼻パットは取り付けられるのか？

こんばんは（　・ω・）/

最近よく見かけるTR-90素材のメガネ

軽い！丈夫！安い！とメリットの多いフレームですが、反面顔に合わせた調整がしにくい、特に鼻は調整不可、後付けも無理！と以前の記事でも書きました

「本当に？？」

なんで今更同じ疑問をいただいたかとゆうと、同じウインクチェーンのメガネ屋さんで同じ疑問を持った人がいてみんなに質問をしていました、そこで改めて考えてみると

TR-90が出たてのころはレンズを入れる時にフレームが割れるとゆう話をチラホラ聞いたので⇒セルフレームより弱い・割れやすい⇒しかも接着剤がはじかれる⇒だから鼻パット後付けは無理と結論づけていました

しかし最近になって他店で買われたTR-90のメガネで鼻が高すぎて目とレンズは離れ過ぎるお客様がいて、見え方がしっくりこないとの事だったので鼻の部分を削ってほしいとの相談を受けました、それで実際に削ってみると「あれ？結構弾力あるやん」⇒これならけるかも…と思ったわけです。

	実験素材はこちら♪
	いくら安いフレームといっても無駄にはできないので練習も兼ねてますはテンプルにつくか実験
	まずはおなじみピタームから
	いつも通り接着剤で固定 結果から書くと「無理でした」、実はピタームについては以前にダメもとでTR-90に試した事が何度かあったので解ってたんですがね
	接着剤はたっぷりつけて時間もしっかり置いたんですが、まったく無理ですね
	つづいてこちらが本命 「アイアーム」 ピタームが貼り付けならこちらは穴をあけて差し込むタイプです
	テンプルの厚みがギリギリで貫通しそうになりましたが必要な深さまで行けたかな？
	おぉ！結構いけるね♪この調子で次も言ってみよう
	本命２ アイアームが一点で止めるので調整中に抜けたらどうしよう…と思い、もしもの保険として用意 「ドゥー・パッド」
	２点止め＋アイアームより必要な穴の大きさが小さいです
	決まった幅で決まった深さまで垂直に穴をあけるのがちょっと難しかったです
	ここまでくれば後は金具を差し込んでカバー（？）をつけるだけ
	ここでつけたはいいが抜けるのが怖くて触ってなかったアイアームをグイグイ調整してみました、全く問題ないみたいです
	それでは本番 先程の練習に使ったテンプルと違いリムは細いので慎重に…
	まずは鼻部分をカット＆整形 しかしここでセルフレームと違って磨いても磨いても綺麗にならないとゆう問題が発生
	整形部分に関しては色々試した結果 手持ちの工具では無理！と判断、妥協しましたorz 取り合えずパーツは問題なく取り付け完了
	全く問題なさそうですね♪十分実用レベルかと思います ただ削った跡が目立つのと、正面から見ると削った部分の色がちょっと違う感じが気になるところ

仕上がりのきれいさを考慮しなければありかな～とも思いますが

正直お客さんのフレームで実際に加工するとなるとちょっと怖いですね、技術的な不安ではなく素材的な不安で

以前にあったTR-90系はよく割れるとゆう話は噂とかではなく実際にあった話で、割れた原因が素材的な問題なのか加工ミスなのかがはっきりしないところがあります、今回の加工も「素材が昔より良くなったからできた」のか「TR-90は割れるとゆう思い込みだけで実は前からできた」のかは判断に迷います

まぁでも何事もやってみるもんですね、ダメならダメで不可能とゆう確認にもなるし、実際この加工をしてみるまでは「やっぱり駄目でしたｗｗｗ」って記事を書くつもりでやってましたから

もしもやるならフレームを潰してもしょうがないってぐらいの覚悟でいて下さい。

もちろんやる以上はベストを尽くしますがどれでもうまくいくかはこれから色々なフレームで検証する必要があります。