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「なんのこっちゃ?」と思われるますよね

実はメガネのレンズはフレームにはめた状態でちょっと力を加えた時に若干動くぐらいの大きさがベストと言えます

ところがお客さんの中にはこの「若干動く」を「小さく削りすぎた失敗作」ととらえる人がいます。

確かに、ポコポコすぐに抜けるような小さいサイズは論外ですが

レンズサイズに関しては若干大きめよりもピッタリサイズ、むしろ若干小さめの方が正解なんです

 

一番は「歪み(ひずみ)がない」

折角レンズを非球面や両面非球面にしても全く効果がない!!とまでは言いませんがどうせならレンズの性能はフルに使える方が良いですよね?

昔主流だったガラスレンズだったら若干大きめにしてもレンズが固いので歪みがでることもなかったのですが現在主流のプラスチックレンズは思いのほか柔軟性があって柔らかいので若干大きめだとレンズが圧力に負けて歪みが入ってしまします。

特に実感しやすいのは偏光レンズ

偏光レンズは歪みの部分は偏光機能が失われてしまうので歪みだらけの偏光レンズだとそれこそただのカラーレンズと変わらなくなってしまいます

 

「ふ~ん、じゃあピッタリにすればいいんじゃないの?」と考える人もいます

ピッタリにした場合、何もしない、かけない状態でフレームだけ置いとく分にはいいのですが

メガネをかけるとなるとフレームの素材によってはちょっとテンプルを広げながらかけることになりますよね?

そうするとフロント、レンズをはめる部分に少なからず力が加わり歪みがでます

「そんなことで?」と思うかもしれませんが、そんなもんなんです

チョットねじれたりすれば即歪み発生!なんてこともありますしね

 

若干小さめにするのはそういったトラブルを回避する為の「あそび」だと考えて下さい。

 

ついで「フレームへのダメージ」も気になるところ

先程レンズが圧に負けて歪むと言いましたが、決してフレームへの負担がないわけではありません

レンズが大きかった場合、最悪レンズを支えるリムが切れたりすることも十分あります

その他にもセルフレームだとフロント部分がめくれてきたり、無理にレンズをはめるとフレームが変形し余計な調整を施さなければいけなかったり

 

レンズを若干大きめにしていいところといえば「お客さんのその場でのクレームが少ない」って事ぐらいですかね

(後になってフレームの変形やリム切れなどでクレームになるケースはありますが)

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